いきなり大仰なタイトルですが、そんなに大仰な話じゃありません。
リスたちが木の実を食べに来たり、お昼寝していたうちの前のこの樹。
「オレの昼寝場所だぞ」↑これはゴン太郎
しばらく前から「最近傾きがひどくなってきたなあ」と思っていたし
庭木の管理の人が「もうすぐ倒れるから気をつけて」と教えてくれていたので
あんまり驚きはしなくて「ああ、ついに」って感じだったんですけれどね。
昨日はすごく風が強くて、倒れるだろうなと予想していた通りになりました。
この樹に来るリスをニコやニヤと眺めたり
ニヤがいなくなった後「この樹、こんなに綺麗だったんだね」と気がついたり
すっかり生活の一部になっていたので、倒れてしまって悲しいです😥
ついつい
♪この世に生きとし生けるもののすべての命〜に終わりがあるのならば〜♪
と口ずさんでみたり
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」とか
「行く川の流れは絶えずしてしかも元の水にあらず」とか
昔の古文の授業を思い出して無常感に浸ってしまいます。
撤去作業をしてくれていた人が「これはシロアリだわ」とおっしゃってました。
なるほどね、だからこんな大きな樹が倒れたのね。
小さく切って撤去です。
この樹がなくても、すぐそばの百日紅の実とか低木の木の実もリスの好物なので
多分明日以降も来てくれると思うんだけど、ちょっと心配。
ゴン奈ちゃん、樹はないけどまた遊びに来てね。
「私のことが好きなのね しょうがないわね」
ゴン奈やゴン太郎がいないと寂しいからね。