2014年11月15日土曜日

お顔の違い

先日、公園を散歩していたらリスたちが一斉に警戒音を出したので近くにいたコヨーテに気がついたということがありました。コヨーテなら樹の上のリスが捕まることはないんですが、音を出したら気づかれて自分が危険になるような猛禽類などに対しても警戒音を発します。

これはリスの縄張りって意外と狭くて、近くに住んでるのは親類縁者が多いので、自分に近い遺伝子を生き残らせるために、自分の危険もかえりみずに警戒音を出すからなんですって。意外とかっこいいな、ゴンゾウ。

繁殖期には縄張りを離れてお相手探しに出るので、遺伝子プールが狭くなりすぎるってことはないようです。

・・・と、前置きが長かったですね。
そういうわけでうちの裏庭にいるゴンゾウリスたちも親類縁者である確率が高いので、みんな何となく鬼瓦ゴンゾウみたいな風情の顔をしてるんですね。

これが全然離れた場所の公園のリスなんかだと、明らかにうちのゴンゾウたちとは顔の系統が違う!ほら。
「何か用ですか?僕の顔が見たいんですか?」

はい、見せてください。あなたとっても可愛い顔してるようだし。
「しょうがないですね。これでいいですか?」

ね?口のまわりの黒いドロボウ顔じゃないし、ちょっとアニメのリスみたいな顔でしょ?


この方はまた違う場所のリス。これまたゴンゾウと言うよりも権之新とでもいう感じのキリリ顔。
「近寄るでない。怪我をするぞ。」

できることならコヨーテとかアライグマとかオポッサムの顔だち比較もしてみたいんだけど、それはどう考えても無理よね〜。



2014年11月4日火曜日

未熟者のゴン太

「オレの名前はゴンゾウリスのゴン太。まだ修行中のヤングなのだ。
これから木登りをして、上に方にある赤い実を食べ放題の独り占めにするのだ。」


この後、トコトコトコッと上手に樹の上の方まで登って行くと、ずいぶん細い枝の先まで行って、赤い実に手を伸ばして取ろうとしていました。



「あとちょっと〜!うぅぅぅぅっ」

ゴン太君、前足を伸ばして実を掴もうとしたら、細い枝がしなって落っこちそうになり相当ビビっていました。なんとか落ちずにコソコソと下に降りてきていましたけど、まだ若くて、枝と自分の体の大きさとか、そこまでして取るほどのエサなのかとか(だって下にいっぱい落ちてるのに)そういうことが計算できないみたい(笑)


このゴン太は多分今年生まれた子じゃないかなあと思っています。
体もまだあんまり大きくないし、何かにつけてドンくさいし・・・。

でも一番に顕著なのは・・・えっと・・・へへへ、股間のブツがまだ小さくて若々しい。
すみまっせん!失礼いたしました。
「本当に本当に失礼だ。未来ある若者に向かってなんてこと言うんだ。」

まあまあまあゴン太君、君もこれから修行を積んで、枝から落っこちそうになったりせず、上手にドングリを埋めたりできるようになれば、来年の春にはきっと可愛いお嫁さんが見つかるさ〜!がんばれよ!