犬たちをシッコに外に連れ出した時のこと。
不自然に枯れたヤシの樹の葉っぱが不自然にやたらと散らばっているのを発見。
ああ......今年もか......今年もやってくれるのか。ガックリ。
何をガックリしてるかと言いますと、これはゴンゾウリスがヤシの樹の上に巣を作っているサインなんですね。
「あ〜あ」と思いながら上を見上げたら......さらにガックリ。
何?このヘッタクソでズサンな巣の作り方は!?
でも、このグシャグシャした巣らしきものの下のここを見た時さらに愕然。
まさか、この不安定な風が吹いたらすぐに飛んでいきそうな所に巣を作ったりしてないでしょうね!?
ズームで撮って、PCでじっくり見たらどうやらここには巣は作ってないようでちょっと安心。
ゴンゾウリスが大好きなくせに、なんでそんなに巣ができることにビクビクしてるかって?
それは忘れもしない去年の7月、こんなことがあったから。
リスの巣が落っこちていて、中にまだ目も開いてない赤ちゃんがモニョモニョしてたんですよ。必死でワイルドアニマルレスキューの電話番号を調べて、レスキューボランティアさんのお家まで赤ちゃんリスを届けたのでした。
夕方の渋滞の時間で「このまま死んじゃったらどうしよう」と、この10年間で一番心臓がドキドキして自分が死にそうだったので、お願いだからもう落ちてこないで〜と祈っているんです。
もしもまた赤ちゃん見つけちゃったら自分でミルクあげて育ててみようか?と野生動物のレスキュー団体のサイトをいくつか読んでみたんですが「やっぱり私には無理かも。」ともしもまた見つけてしまったら、素直にまた届けることにします。
このブッサイクな巣を作っているのは多分この子。前回の記事にも登場した妊娠中と思われるゴン子ちゃん。
「その茶色い犬こわい。早くどっか行って。」
庭に出たニコに思いっきりビビって(吠えも追いかけもしてないのに)また固まってます。
去年の冬くらいからリスたちが世代交代したなと思ってたから、若くて経験の少ない母ちゃんなわけで、いろいろ怖いし下手くそなのはしょうがないよね。
でも私の願いはひとつだけだよ。