この子はうちのパティオの真ん前に植わっている大きな樹を縄張りにしているゴン子です。
女の子なんですが、体が大きめで度胸もあって気も強い。
好奇心いっぱいで臆病ではないので、今や私とすっかり友達です。
時々、うちのフェンスの上でケケケッと鳴いて呼んだりもします。
(いや妄想でなく、ホントに呼んでるんですってば!)
「今日は犬連れてないの?」
連れてないよ。あんたが呼ぶ声がしたから犬は置いてきたの。
「じゃあ降りてそっちに行くわ」
舌をチチチッと鳴らすと、じーっと私の顔を見て樹から降りてくるんですよ。
で、このゴン子が2〜3日前にマツボックリをくわえて樹の上にいました。
「あれ?この辺りは松の木なんてないのに、珍しいな」と思って見ていました。
その時はニコが一緒で写真は取れなかったので、これは別の時。
くわえてるのはマツボックリじゃなくてドングリですけれどね。
「あげないわよ」
いらないよ。よく見たらドングリ二つもくわえてるじゃないさ。
あんたたちはシマリスと違って頬袋持ってないもんね。
話をマツボックリに戻しましょう。
珍しいなと思っていたマツボックリ、その日の夕方にはうちの前に転がっていました。
あら?よく見たら接着剤と針金が付いてるじゃないの!
さてはどっかのおうちのクリスマスリースか何かから盗んで来たな?
「いいもの見つけた!」と思っていそいそ運んで来たのに食べられなかったのね😆
と言う、ゴン子のクリスマスでした。